脳科学的視点からみたヨガの効果

ヨガをはじめようと思っている方に知っておいてほしいヨガの効果。

 

ヨガをはじめたいと思っている方には、

「ヨガっていいというけれどなぜ?」「どんな効果があるの?」

 

など疑問に思う方も多いと思います。

 

ヨガが良いとされている裏側には、脳科学的観点からみても効果があることがわかっています。

 

ヨガにはどんな効果があるのか。

論理的に知っておくことで、自分の中でより効果が実感できます。

 

ヨガをしている時の脳への働きを知り、さらに軽やかに効果を実感しちゃいましょう!

ヨガの効果

まず、ヨガの効果として

・ストレスが減る

・疲れにくくなる

・睡眠の質が上がる

・集中力が高まる

・自分に自信が持てるようになる

・生きていくのが楽になり楽しくなる

 

など様々な効果を聞きます。

なぜ、このような効果が生まれるのでしょうか?

呼吸による自律神経のコントロール

まず、呼吸による効果について。

 

ヨガの呼吸は、基本的にゆったりとした深い呼吸で行います。

 

このゆったりとしたリズミカルでの呼吸

プラス、呼吸でも吐く息をゆったり時間をかけて行うことによって、副交感神経が刺激されリラックス効果が生まれます。

 

この呼吸を一定時間集中して行うと、脳内ではセロトニンの分泌が促進されます。

 

セロトニンは、幸福ホルモンとして有名ですよね。

 

ヨガをすると、リラックスできるというのもこうした呼吸の関わりがあります。

ヨガは、変なポーズがいい!?

よくTVや雑誌で見るヨガのポーズ。

 

ヨガをやらない人からみたら、とても変なポーズにみえますよね。

 

日常では、とらないであろう恰好。

 

実は、「その変なポーズ」がいいのです。

 

まず、私たちの心には

「顕在意識」と「潜在意識」があります。

 

簡単に説明すると、

まず「顕在意識」は、変わりたい・行動したいと考える自分の思考。

 

たいして「潜在意識」は自分の根底にある思い。生命維持が願い。

 

意識の中で、「顕在意識」は1割。対して「潜在意識」は9割といわれています。

 

人が変わりたい(顕在意識)と思っても、

中々変われないのは生命維持・安定を好む(潜在意識)のほうが、圧倒的に割合を占めてるから変われないということが起きるのです。

 

でも、潜在意識が心の在り方の状態9割を占めているなら、

潜在意識に働きかけることができれば、心の状態も変わるということ。

 

「どうすれば、潜在意識にアプローチできるのか。」

 

それは”身体の感覚に導いてもらうこと”

 

 

 

ここで、先ほどのヨガの変なポーズについて話を戻します。

 

日常の中ではとらないポーズをするということは、普段使わない筋肉を使うということ。

 

普段使わない筋肉に刺激が加わると、その感覚の情報としてフィードバックが脳に伝わります。

 

そして脳の中で普段使わない神経回路が刺激される。

 

 

身体の中では潜在意識がかき混ぜられ、その在り方が変わります。

 

余計な思い込みや、こだわりがなくなり「本来の自分が顔を出すようになる。」ということ。

 

とはいえ、潜在意識は現状維持を望む傾向があるので、時間が経つと元の状態に戻ってしまいます。

 

でも、繰り返しかき混ぜることによって徐々に自分の在り方(精神)が変わっていきます。

 

ヨガの最後に、横たわって休憩する時間(シャバアサナ)も、このかき混ぜを落ち着かせている時間なのです。

体と呼吸を使うことで自然と心が整っていく

呼吸、身体のアプローチでどんな効果があるのかはもう知っていただけたと思います。

 

禅の世界でも、調身・調息・調心というのがあります。

 

まず、身体を整える。(調身)そして次に呼吸を整える。(調息)

 

そうすれば、自然と心が整っていく(調心)というもの。

 

ヨガも、アーサナで身体を整え、深い呼吸で動いていく。

 

そうすることで、自然と心(マインド)も変わっていくんですね。

 

 

 

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