疲れを溜めない身体を作るには、流すことが大切。
カラダの巡りが滞っていると、どんどん疲労が溜まり続ける。
疲労を取り除くポイントは、”流すこと”
溜まる前に、流してあげることで疲れにくい身体を作れます。
今のあなたの身体状態を作っているのは、普段の習慣です。
習慣が身体を作っているということは、毎日のちょっとした習慣で、身体は変わるということ。
毎日の生活に小さな変化を取り入れ、巡りの良い身体を作っていきましょう!
切り替え上手な脳になる
疲れを溜めないためには、気持ちの切り替え上手になることが大切です。
嫌な出来事に遭遇して気分が落ち込む、いらいらする、なんだかやる気が起きない…。
そんな負の気分を、自分で少しでも早く切り替えられることができたなら、ストレスも溜まらず前向きなことに時間を使えますよね。
気持ちというのは、脳の状態によって作られるものなので気持ちを変えるには脳を変えることにつながります。
ではどうしたら、脳の状態を変えられるのでしょうか?
脳は環境で変化する
人間というのは、そもそも環境に適応しながら生活しています。
例えば、新しいカフェに行き、
最初は少し落ち着かず緊張していたのに、帰るころにはその緊張はなくなりいつのまにかリラックスしていた。
なんてことはないでしょうか?
これも些細なことですが、適応の1つです。
適応のためにカラダは無意識のうちに変化しています。
適応には変化を伴います。
そして、こうした変化は自分でも作れます。
環境を変えるとは、五感に入ってくる情報を変えること
ここまでで環境を変えると、人はそこに適応しようとして変化するということがわかりました。
新しい環境に行く→脳が変化を察知→適応に向けて脳の状態が変化する→気持ちが切り替わる
という流れです。
では、ここで質問です。
「どうやって人は、環境の変化を感じるのでしょうか?」
ここに気持ちを切り替える大きなヒントがあります。
答えは、
五感から入ってきた情報です。
五感とは、目(視覚)・鼻(嗅覚)・口(味覚)・耳(嗅覚)・皮膚(触覚)のこと。
今、自分で自分がいる場所がわかるのも目で見た情報が脳に伝わっているから。
五感からの情報が、脳(心)を作っています。
そして、五感に変化を加えれば脳は一瞬で変わる。ということ。
五感に変化を加えることは、簡単です。
目(視覚)を変えるのは、模様替えはもちろん、照明の明るさを変えるだけでも変わります。
夜ゆったりしたいとき、間接照明を使ったり、キャンドルをつけたり。
鼻(嗅覚)なら、アロマや香水で。
口(味覚)は、甘いものを食べたり、ガムを噛んだり。
耳(聴覚)は、音楽を聴く(疲れを癒したい場合は、水の音などの自然音が◎・気持ちを盛り上げたい時は、アップテンポな曲を)
皮膚(触覚)は、室温を変える、衣服を変える。
こうした小さな変化でも、脳には変化として伝わるのですが、
この五感が鈍っているとせっかくの情報が伝わりにくくなってしまいます。
五感を研ぎ澄ます
五感を研ぎ澄ますには、内観力が必要になってきます。
内観力とは、自分の中で起きていることを感じとるチカラ。
歩くこと1つとっても、五感にはたくさんの情報が入ってきています。
見ている景色はもちろん、音、匂い、皮膚に触れる空気の温度、足裏の感覚、腕をふる感覚、地面から伝わってくる振動など様々なことが起こっています。
そのいろんな感覚に気づく力をつけることで、内観力は高まってきます。
内観力を高めるには、気づきの力が必要です。
毎日、気が付いたときに目を閉じて五感で感じることを心の中でラベリングしていきます。
ラベリングとは、何か音が聞こえたら心の中で”音”とつぶやき
何か匂いがしたら、”匂い”と心の中でつぶやくこと。
気がついたことに、1つ1つラベリングをしていきます。
このラベリングを日常に取り入れるだけでも、内観力が高まってきます。
ヨガではよく、感じることか大切とされています。
アーサナ(ポーズ)をとりながら、自分の気持ちやカラダの変化を感じる時間。
ヨガはゆったりとした呼吸の中で、動いていくので自然と気持ちがリラックスし内観力が高まります。
切り替え脳を鍛えることで、嫌なことが起きても引きずらない巡りのいいカラダとココロを手に入れましょう♪
まずは、お家で1つ、2つヨガポーズをとりながら、
内観力を高め、五感を研ぎ澄まし切り替え脳を鍛えてはいかがでしょうか。